新居浜アフリカ文化発信人 井上柚子
「フフ」「ウガリ」「シマ」。・・・
アフリカに興味を持ち始めた頃の私は、これらの違いがよく分かっていませんでした。
どれも白っぽくて、丸く盛り付けられていることが多い主食。
実は「名前が違うだけで、同じような食べ物なのかな?」と思っていました。
しかし調べたり、実際にお話を聞いたりする中で同じように見えても、実は地域や材料、作り方が違うということを知りました。
そしてその違いを知る中で、改めて感じたことがあります。
「アフリカは一つじゃない」ということ。
私が実際に体験した主食たち
まず、ガーナで食べたのが フフ です。
キャッサバやヤムイモなどをついて作る主食で、もちっとした粘り気があり、スープと一緒に食べました。
手でちぎって食べるスタイルも、もちろん日本とは全く違う食文化です。
次に、ベナンで食べた アチェケ 。
キャッサバを発酵させて細かくしたもので、「クスクス」のような見た目をしています。
同じキャッサバ由来の主食でも、フフとは全く違う姿をしていることに驚きました。
さらに、ベナンやトーゴなど西アフリカで親しまれている パテ という主食もあります。
こちらはトウモロコシ粉を練って作るもので、見た目は後で紹介するウガリやシマとも少し似ています。
そして、タンザニアの主食として知られる ウガリ 。
私は兵庫県西宮市にあるタンザニア料理店と、京都のタンザニア料理店で食べました。
トウモロコシ粉をお湯で練ったシンプルな主食で、しっかりとした食感が特徴です。
さらに、モザンビークの主食である シマ も体験しました。
こちらは松山で開催されたモザンビーク料理のイベントでいただいたものです。
同じトウモロコシ粉を使った主食ですが、地域によって呼び名が変わり、食感や柔らかさにも違いがあります。
同じように見えても、実は違う
こうして並べてみると、どれも主食として親しまれている食べ物ですが、その背景はさまざまです。
例えば、
一見すると似ているように見えても、それぞれの土地の気候や歴史、食文化が反映されています。
私は以前、「アフリカ料理」一つのカテゴリーとして捉えていました。
でも実際には、アフリカには多くの国があり、言葉も文化も歴史も異なります。
主食ひとつをとっても、その多様さを感じることができました。
実際に食べてみると、見た目や材料だけでなく、味や香りにも大きな違いがあるんです。
ほとんど味を感じない主食もあれば、ほんのり酸味を感じる主食もある。
なぜそんな違いが生まれるのでしょうか。
次回は、実際に食べて感じた「無味」と「酸味」から見えてきたアフリカの食文化についてお話ししたいと思います。
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【後編】ルワンダの歴史と向き合って| 名称 | 新居浜アフリカ文化発信人 井上柚子 |
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| フリガナ | ニイハマアフリカブンカハッシンニンイノウエユズ |
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