新居浜太鼓祭り特集
川西地区の太鼓台13台が集結して各太鼓台の美しさを競い合います。

工場前かきくらべは、惣開町の住友化学工場入り口前に川西地区の太鼓台が集まる人気会場の一つです。
各太鼓台が本部席前で、指揮者・かき夫・太鼓の音と共に息を合わせて行わる『差し上げ』の姿は、迫力があり、観客側も息をのむ瞬間であります。
新居浜祭りの中日の夕方に行われるということもあり、観客側ともに気分は最高潮に達します。
勇壮華麗な姿をぜひご覧ください!
惣開町の住友化学の工場入り口前

太鼓台1台の重さは、約2.5トン。
さらに、サイズは高さ約5.3メートル、長さ約11メートルという巨大な山車です。
太鼓台には4本の棒(かき棒)があり、約150人余りの男たち(かき夫)たちがそれを使って担ぎ上げます。
また、かき棒にまたがり太鼓台の運行を仕切る4人の指揮者がいます。指揮者の指示により、約150人全員が一体となり一つの太鼓台を通して演技が行われます。
町内を運行する時は、大きなタイヤが取り付けられていますが、かきくらべの時は、そのタイヤを外し、かき夫の力だけで動かします。『差し上げ』と呼ばれる両手を伸ばして持ち上げる様を競い合う、男たちの力比べと技比べです。
『かきくらべ』は、いかに長時間の差し上げの状態で耐えられるか、また、房と呼ばれる部分がいかに美しく揺れているかなどを審査し、競われます。差し上がった瞬間は、かき夫のみならず観客までもが熱気に包まれ、まさに会場に一体感が生まれる瞬間です。



新居浜太鼓祭りは、今では「四国三大祭り」の一つに数えられるほど有名なお祭りです。
市民のみならず、市外からの観光客も勇壮華麗な姿に見惚れることでしょう。
新居浜市民の太鼓祭りに対する思い入れはとても強いです。
お盆やお正月よりもお祭り優先!と考える人も少なくないと言われていて、その証拠に、祭り期間中の地元企業は「地方祭休業」がかなり一般的で、学校もお休みになるほどです。
新居浜市で育った人にとっては常識ですが、他県の人に話すとビックリされることも多いですよね。
太鼓への情熱は、親から子へ、子から孫へ…受け継がれていく伝統的なお祭りです。
しかし、時にはその情熱がヒートアップし、太鼓台同士のぶつかり合い(いわゆる喧嘩)に発展することもあります。大勢の観客がいる中での喧嘩は大変危険です。
見物される際は、太鼓台に近づきすきないよう安全な場所でご見物ください。
お祭りが嫌な思い出にならないよう、平和運行でケガなく楽しく過ごしたいものです。

動いている太鼓台の周辺は大変危険ですので、近づかないでください。
工場前かきくらべの際には、住友化学愛媛工場入口周辺が広範囲にわたって通行止めになります。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。