まいぷれ新居浜編集部ニュース
(更新)
2025年4月27日、新居浜市で「四国エンデューロ新居浜大会2025」が開催されました。今年も各地からオフロードライダーが集結、熱いレースを展開してくれました!

※本記事の内容は、掲載当時の情報となります。
今年もエンデューロ大会の季節がやってきました。
2025年のGW初め、新居浜市阿島の会場で四国最大級のエンデューロレース「四国エンデューロ新居浜大会2025」が開催されました。2023年から始まった本大会、今年で3回目の開催を迎えます!
■エンデューロとは
主にバイクで行われるレースで山道や林道などのオフロード(未舗装の道路)を走る競技です。コースは主催者が設計・設定し、決められた区間を走るのにかかった合計タイムを競うタイムアタック系のレースとなっています。
海抜0mの山あいに広がる湖が朝日を受けてエメラルドグリーンに輝くなか、全国から集まったライダーたちがスタートを待ちます。この幻想的な光景から、熱き戦いの幕が上がりました。


西日本砕石の採石場に特設されたコースは、ただ速さだけでは勝てない厳しい道のり。
春の薫風とともに舞う砂塵、森林を縫うように走るアップダウン、そして急峻なロングヒルには海風がぶつかり、湯気のように立ちのぼる上昇気流が観戦者を魅了しました。



一瞬視界が0になるほどの砂塵のなかを疾走するバイク、バイザーやゴーグルに積もる汚れを拭う間はなどは無い。

海風がロングヒルに当たり上昇気流となって舞い上がる、まるで温泉地の湯気のようである

「風と雲と私(by 熊谷幸子)」ならぬ「空とタイヤと私(by 四国エンデューロ)」
ーーまさに自然と一体になるレースです!

いくつもの難所を越えながら走り続けるライダーたちは、体力・気力、そして新品のタイヤまでも削りながら、自分の限界と向き合っていきます。
森林ゾーンを抜けた先は、スピード自慢が待ち望む直線コース。
砂塵が舞い上がるなかを勢いよく駆け抜けるライダーたちの姿は、まさに“挑戦”そのもの。
「君が進んだ跡が道となる」
そんな言葉が自然に浮かぶ、誰も踏みならしていない道を走る彼らの背中はとても印象的でした。


途中、あまりの砂埃に視界が真っ白に包まれる場面も。
その様子は、まるで演歌歌手のステージに焚かれたスモークさながら。
「舞台担当さーん、煙多すぎです!」と思わずツッコミたくなる光景に、観客からもどよめきが。
しかし、そんな状況でもライダーたちは止まりません。
大地の埃の中で風になれ!――Be the wind!!


カメラマンにウィリーを披露するライダーや、豪快にジャンプする姿も!
難所を勢いよく乗り越える姿で、会場を沸かせていました。




レースの終わりを告げるチェッカーフラッグが掲げられ、ゴールへ駆け込むライダーたちの顔には達成感がにじみ出ていました。

Aクラス(上級者部門)で優勝を果たしたのは、石戸谷 蓮選手。
石戸谷選手は、株式会社CROSSMISSIONの代表を務めるプロライダーです。
かの“宇宙一過酷”と称されるオーストリアのオフロードバイクレース「Erzberg Rodeo」に日本人最多の5回参戦。今年2025年も参戦予定で、6回目の挑戦を控えています!

その走りは、観客の目をくぎ付けにしました。
特に、砂塵を巻き上げながら下りカーブを爆走するシーンは、迫力とスピードが同居するまさにプロフェッショナルの技! 前輪を高く掲げるウィリーで、会場の空気を一変させる華やかさも見せてくれました。



この大会は、Bクラス(中級者)、Vクラス(初級者)も同時開催されており、幅広いレベルのライダーたちが参加していました。石戸谷選手の存在は一つの“目標”として多くのライダーにインスピレーションを与えたことと思います。


本大会には、特設コースを提供した西日本砕石株式会社の岡社長、新居浜市の古川市長、そして愛媛2区の前衆議院議員・井原巧氏らが来賓として出席しており、あいさつや参加者へのエールを送りました。
地域・企業・政治の枠を超え、多くの人がこの大会を応援していることが感じられる、温かく力強い時間となりました。




何かをやり遂げた達成感は、成績や順位に関係なく、挑戦した者すべてが体感できるもの。
トップでゴールした者も、思うような成績が出なかった者も、あるいは途中で断念することになった者もーーここが終点ではない。挑戦に終わりなどないのだ。
それぞれの轍(わだち)が交差し、また新たな一歩が始まる。
この大会に関わったすべての人に、拍手を。
開催日時
2025年4月27日(日)
【開会式】8:00~
【表彰式】15:30~
会場提供
関連サイト
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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