新居浜太鼓祭り特集
新居浜太鼓祭りの折り返しとなる17日、上部地区20台の太鼓台が勢揃いする「山根グラウンド統一寄せ」が開催されました。その様子を写真で振り返ります!

◆日時:2024年10月17日(木)12:00~
◆会場:山根グラウンド
お祭りの折り返しとなる17日、上部地区20台の太鼓台が勢揃いする「山根グラウンド統一寄せ」が開催されました。新居浜太鼓祭りの中でも一箇所に集まる太鼓台の数が最大のイベントとなるため、毎年多くの観客が集まる人気イベントです。今年も熱気あふれる会場となっていました。

2024年10月17日(木)
午前中は晴れていましたが、午後から少し曇りがちなお天気に。気温は25度前後と夏日であり、例年に比べても暑い一日でした。
12時頃。
昨年に引き続き、太鼓台入場の前に新居浜南高校の生徒さんによる書道パフォーマンスが行われました。
今年は、新居浜太鼓を象徴する龍のイラストに「闘魂」の書が描かれました。闘魂は、あくまで戦おうとする強い心を意味します。
力強く堂々とした振る舞いで勇壮さを競う太鼓台とかき夫の皆さんたちを勇気づけるような書です。

2024年10月17日撮影|新居浜南高校書道パフォーマンス(山根グラウンド)

2024年10月17日撮影|南高生による書(山根グラウンド)
まもなく太鼓台入場となる頃、会場では「山根グラウンド」に関するアナウンスがありました。
山根グラウンドは、元は住友金属鉱山の所有物で昭和3年(1928年)に本格的な陸上競技場として完成した施設です。統一寄せの観覧でも使われる石積の観覧席は、当時の住友社員の労働奉仕ーー今で言うボランティアのような形で作られたそうです。

2024年10月17日撮影|石積の観覧席(山根グラウンド)
この観覧席は最大27段、横幅は約170mあります。
今から約100年近く前に作られた企業の福利厚生施設であり、鉱山のある町の生活を伝える資料的価値もあることから、平成21年(2009年)に国の登録有形文化財にもなっています。
何気なく座っている場所ですが、新居浜に残る大変貴重な遺産の一つです。
これからも大切にしていきたいですね。
13時頃。皆さんお待ちかねの太鼓台が入場です。
入場順は年ごとに交替で、今年は「船木→泉川→角野→中萩」の地区順でした。
当日まいぷれ取材班が撮影してきた写真を交えて、順にご紹介していきます!
まずは、船木地区の太鼓台です。
船木地区からは5台の太鼓台が登場です。
2024年のトップバッターは、久保原太鼓台でした。
久保原太鼓台は、船木地区では最古の飾り幕があしらわれているそうです。
今年の新居浜太鼓祭りポスターの顔となった高祖太鼓台もこの船木地区の中で登場です!

2024年10月17日撮影|久保原太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|元船木太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|高祖太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|長野太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|池田太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)
続いては、泉川地区の太鼓台です。
泉川地区からは4台の太鼓台と可愛らしい子供太鼓が登場です。
2022年に新調された松木坂井太鼓台は、2024年で再建30周年を迎えました。
東田太鼓台の青年団は今年になって10人以上もメンバーが増え、過去最多の人数になったそうです。少子化や地方の人口減少が取り上げられる時代ですが、お祭りを通じて活気あふれる地区がこれからも増えてほしいですね!

2024年10月17日撮影|上泉太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|松木坂井太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|瀬戸寿子供太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|下泉太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|東田太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)
3地区目は、角野地区の太鼓台です。
角野地区からは4台の太鼓台が登場です。
新田太鼓台や北内太鼓台は、葛(かずら)を使って太鼓台を組み上げる伝統的な手法が現在でも使われています。葛で組んだかき棒はその時の “しなり” に合わせて柔軟に動くそうで、日本らしい技術を感じますね。

2024年10月17日撮影|中筋太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|喜光地太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|北内太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|新田太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)
2024年の山根グラウンド統一寄せ、ラストは中萩地区の入場です。
中萩地区からは7台の太鼓台が登場です。
太鼓台が横一列にぴったりと並んで差し上げを行う、通称「中萩寄せ」で有名な地区です。
一番新しく創設された治良丸太鼓台が今年で創設10周年を迎えました。
中萩地区には、萩生西や岸之下など100年以上の歴史がある太鼓台もあり、治良丸太鼓台も100年続く太鼓台を目指して活動を続けていくとのことです。

2024年10月17日撮影|本郷太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|萩生東太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|上原太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|治良丸太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|萩生西太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|岸之下太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|土橋太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)
全太鼓台の入場後は、グラウンドいっぱいに並んだ20台での一斉差し上げがありました。
これほどの台数の太鼓台が並ぶのは3日間ある祭りの中でも数少ない機会です。
実際に目にすると、その大きさや飾り幕の中で鳴らしている和太鼓の響く音など、写真や動画だけでは伝わりきらない迫力を感じることができます。ぜひ、現地での観光にも来てください!

2024年10月17日撮影|全台入場後、20台で一斉差し上げへ(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|上部地区の太鼓台が集結!(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|船木地区の太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|久保原&元船木の寄せ太鼓(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|泉川地区の太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|観客席と運営の皆さん(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|たくさんの観客で賑わう山根グラウンド(山根グラウンド統一寄せ)

2024年10月17日撮影|10周年を迎えた治良丸太鼓台(山根グラウンド統一寄せ)
全台揃っての一斉差し上げの後は、各地区ごとの演技披露です。
今年も各地区、見事な寄せ太鼓を見せてくれました!
最初は2台の太鼓台が並んで差し上げをするところから始まったという寄せ太鼓。今ではそれぞれの地区の太鼓台が集まり、息の合った差し上げを見せてくれます。
1台で約2~3トンもある大きな太鼓台。
それをかき夫の人力だけで担いで移動していく様子は実際に現地で見るととても迫力があります。山根グラウンドは、新居浜太鼓祭りの中では会場が広く観覧席もあって見やすいイベントなので、太鼓祭りを始めて見に来る方にもおすすめです。
来年もまた素晴らしいお祭りの日を迎えられることを願います!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。