新居浜太鼓祭り特集
御神楽の奉納も!川東地区の太鼓台が集結しての八幡神社でのかきくらべは迫力満点!
毎年、新居浜太鼓祭りでは、最終日である18日に川東地区の太鼓台が、八幡神社の境内に一堂に集まり、「かきくらべ」を行うことで有名です。
その迫力と力強い差し上げは、質実剛健!
古き良き、本来の新居浜太鼓祭りをお楽しみいただけます。
太鼓台1台の重さは、約2.5トン、高さ約5.3メートル、長さ約11メートルという巨大な山車である太鼓台の4本の棒(かき棒)を、最大約150人余りの男たち(かき夫)たちにより担がれます。
かき棒にまたがり太鼓台の運行を仕切る4人の指揮者の指示により、約150人全員が一体となり一つの太鼓台を通して演技が行われます。
差し上がった瞬間、かき夫のみならず観客までもが熱気に包まれ、まさに会場に一体感が生まれる瞬間です。夜になると、ライトアップされた太鼓台もまた美しく見どころです。
町内を運行する時は、大きなタイヤが取り付けられていますが、かきくらべの時は、そのタイヤを外し、かき夫の力だけで動かします。指揮者の指示により一斉に『差し上げ』と呼ばれる両手を伸ばして持ち上げる様を競い合う、男たちの力比べと技比べです。
『かきくらべ』は、いかに長時間の差し上げの状態で耐えられるか、また、房と呼ばれる部分がいかに美しく揺れているかなどを審査し、競われます。
どの太鼓台も見事な差し上げを披露してくれました。
勇壮華麗な川東地区の太鼓台、来年も楽しみにしています!
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