地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、新居浜の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

新居浜の地域情報サイト「まいぷれ」新居浜市

まいぷれ新居浜編集部ニュース

新居浜市内の小中学校の先生たちは日夜タブレット勉強中! ICT自主研究会の模様

新居浜市立小学校・中学校の全児童・生徒に対してのタブレット端末整備に伴う、各学校の先生方が自主的に行っている研修会の模様をご紹介します!

新居浜市立全小学生と全中学生全員にタブレットを導入!

 

新居浜市は2020年より、国が進めている「GIGAスクール構想」(GIGAとは、Global and Innovation Gateway for Allの略であり、1人1台端末環境を実現させ、生徒児童学生一人ひとりに個別最適化された創造性を育むことを目的とした教育ICT環境の実現を指す)に基づき、全小学校・全中学校の全児童・生徒に、1人1台の端末整備を行っております。その台数は、実に約1万台にもなります。(2021年3月に納入された端末合計:小学校16校 iPad 6,650台、中学校12校 Chromebook 3,293台)

 

小学校中学校の先生たちが自主的な研究会を開催。その名は「アイカツ(ICT自主研究会)」!

 

小学校中学校の先生方は、児童生徒たちに対して、適切なタブレット授業を行えるようにするため、様々な研修会や講習会を開いて勉強しております。

 

その中でも注目すべきなのが、ICT自主研究会(通称:アイカツ)です。

 

これは、大勢の小学校中学校の先生方たちの中でも、タブレット教育について積極的に勉強をしようと手を挙げた方々が月に一度のペースで自主的な集まりを設け、ICTに特化した研究会を開くものです。

 

毎回、18人~30人の小学校中学校の先生方が参加され、講師として、ICT教育では県内トップを走る松山の私立愛光学園の和田先生をお招きし、講習を続けております。

コロナ渦の中で、一堂に会することができない際には、リモートでのICT自主研究会が行われました。

(写真は、2022年5月18日の新居浜小学校でのICT自主研究会のリモート画面)

 

2021年1月13日

 

 

2021年1月のICT自主研究会(アイカツ)は、久保田町のレンタルスペース集(つどい)にて、約20人の先生たちが集合。松山から愛光学園和田先生をお招きして、教育アプリ「ロイロノート」を使ったタブレット授業の基本手順を学びました。

 

 

先生方は、児童生徒と同じタブレットを手に、それぞれ、意見を出し合って、授業の流れを確認し合っておりました。

ロイロノートアプリの画面です。ここでのテーマは、「(新型コロナ蔓延のため)休校となってしまった間にやりたいこと」でした。

2021年10月6日

2021年10月。この月も、新型コロナの蔓延のため、基本的には、リモートでの研究会となりました。

愛光学園和田先生もリモートでのご参加です。

 

 

2022年5月18日

2022年5月18日。令和4年度最初のICT自主研究会(アイカツ)です。

この日は、特別に、新居浜市教育委員会 高橋良光教育長も飛び入りでご参加いただきました。

全体会議の後は、小学校の先生、中学校の先生に分かれての、より高度なタブレット授業のシュミレーション発表会が行われました。(写真は、中学校の先生方によるシュミレーション発表会の模様)

松山の愛光学園和田先生をはじめ、全国各地から続々とリモートでICT自主研究会(アイカツ)にご参加いただきました!

2022年8月10日

2022年8月。夏休み期間中の特別講演会。

新型コロナの蔓延もピークを超え、久しぶりに、愛光学園和田先生が新居浜(角野小学校)に来られてのICT自主研究会(アイカツ)特別講演会です。

この日はリモートでの参加を含めると、30名近くの参加者となりました。

夏の特別講演会のテーマは、「子どもとつながるタブレット活用法」です。

2022年10月5日

2022年10月。

この日は、いつもICT自主研究会(アイカツ)に講師として参加していただいている愛光学園和田先生がご出版されました書籍「GoogleアプリのICT”超かんたんスキル”(時事通信社 刊)」を使った、教育に特化したGoogleアプリの使い方レクチャー会です。

「GoogleアプリのICT”超かんたんスキル”(時事通信社 刊)」(1,980円)は絶賛発売中です!

熱心に、Googleアプリの使い方について講義を受ける小学校中学校の先生たち。

ICT支援員さんのサポートを受けながらの講習会となりました。

愛光学園和田先生は、「ロイロノートのICT”超かんたんスキル”(時事通信社 刊)」(1,980円)も同時出版されております。こちらも絶賛発売中です!

ICT自主研究会(アイカツ)に参加している先生の声

 

小学校教諭「3年前に、タブレットを全ての児童生徒に配ってのICT教育をすると聞いた時は絶対に無理だと思っていましたが、実際に配られ、児童生徒たちがそれほど戸惑いもなく自然にタブレットを使った授業に慣れていってくれているので安心しています。逆に我々教師たちが、デジタルを毛嫌いすることなく、ICTをより積極的に活用していかなければならないと考え、毎月、自主研究会で頑張っています」

 

 

この記事に関するキーワード