放送作家・脚本家のジェット三郎が新居浜・西条の【美味しいお店】を爆笑食レポ！

ぐぅううう。

お腹が鳴った。ぐうと鳴った。

とある冬の、よく晴れたお昼前。

昨晩の20時から何も食べていないから（僕は、基本、朝は食べない）、腹が空くのは当たり前だのクラッカーなのだが、さすがに周囲にも聞こえる推定音量50デシベルものお腹の音は、ちと恥ずかしい。

今日は、朝から、新店オープンしたばかりの【鰻の三谷】さんでランチする気まんまんだったので、午前中の仕事もルンルンでこなせたぞ。

ということで、午前中の取材を終えたのち、JR新居浜駅付近へと車を向かわせた。

お店に到着してびっくりポン！

まさかの駐車場が満車！

駐車場は、お店のサイドに専用駐車場が6台分確保されているのだが、正午前だというのに満車だったのでござる。

むむむ。帰ろうかな帰りたくないな、どうしまひょ。

ほんのちょびっと悩んでいたけど、でも2分ほど待ったら、ちょうどお店を出られたお客さんが出庫されたので、入れ違いにそこに駐車して、いよいよお店へ入りました！

3密対策バッチリの個食空間

お店の中も満席だ。まんまん！　

でも、先ほどお帰りになったお客さんの席をすぐに片づけていただき（もちろんアルコール消毒で）、着席ドン！

案内された席は、透明なアクリル板で、一人ひとりの席が仕切られた、いわゆる「透明一蘭席」でございました！

コロナ前は、一蘭ぐらいしか見かけなかったこの、1席1席、右と左を分断させる個食用パーティションですが、今や、3密対策の切り札になってしまいましたなあ。時代が変われば常識も変わる、いやはや、なんとも。

メニューは、各席の前に貼られているPOPです。

ふむふむ。

いろいろ迷いますね。

今回はスタンダードに「うな重」を注文しましたぞ！

見よ！　これぞ、関東風うなぎの雄姿であるぞよ！

まさに、今、絶賛放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の、坂東武者の勇敢な姿のようではないかっ！

（注：坂東武者＝関東武者と、関東風うなぎのダジャレです。注釈しないと分からないダジャレは最低最悪なんだが、思いついてしまったのだから、メンゴメンゴ）

関東風うなぎ、最高です！

僕は東京生活が長かったせいで（約30年）、うなぎといえば、関東風が一番しっくりくるのでありんす。

（関東風は、白焼きの前に、まずセイロや蒸し器で蒸し、そこから白焼きを経て、タレをつけて焼くことで、外はパリッと香ばしく、身はふっくら柔らかになる焼き方です。ちなみに、関西風は、いきなり白焼きをしていく焼き方。関西風は身が引き締まって、鰻本来の味をしっかり味わえる感覚かな）

お世辞抜きで、鰻の三谷さんの、この日食した「うな重」は、東京上野や浅草のうなぎの名店にも、ひけを取らない最高の「関東風うなぎ」でしたぞ！　そしてそして、ここが重要ポイント！　上野や浅草の名店の半額以下、ヘタしたら、三分の一の値段なのですから、超驚き桃の木山椒の木なのでありんす！

いやはや大満足でしたぞ。

「鰻の三谷」さんは、新居浜の名店として、今後、名を轟かせていく予感が大ですなぁ。

一番お安いメニューが、うな重（並）単品の1,500円だもんで、ひんぱんに通うのは難しいけれども、これからも、常連として食べに行きたいと思わせてくれる、名店の誕生です！

ブラボーでござるござるの、モンキーマーチでござったござった！