皆さんこんにちは、ニューウェイブ サポートチームです。
今回は前回に引き続き、オフィスのBCP対策について考えてみたいと思います。
BCP対策とは、企業が地震などの自然災害や事故など
予測不可能な緊急事態に見舞われた際に取るための施策です。
重要業務の被害を最小限に抑え、企業運営を滞らせないための行動指針で経営資源を守り、事業の継続や復旧を速やかに行うことを目的とします。
経営資源とは大きく【ヒト・モノ・カネ・情報】の4つに分類されます。
中でも情報を守るという視点での対策を、今回から数回に分け、以下4つの方法で考えてみたいと思います。
1・バックアップを確実にとる
2・データの破損を防ぐ
3・外部持ち出しできるデータの確保
4・物理的に機器を守る
1・バックアップを確実にとる
現在私たちの業務の多くでは、パソコンを使用し、多種多様なデータを扱うようになりました。
それらのデータは、人的ミス・物理的な故障・システムのバグ・ウイルス、そして災害など様々な要因で失われる危険性があります。
そのようなリスクからデータを守り、万が一データが破損してしまった場合にも、速やかに、かつ最小限の被害で業務を継続・再開させるための対策の一つが【データのバックアップ】です。
バックアップの一番簡単な方法は、必要なデータを手動で別の機器にコピーする事ですが、ファイル数が多く、毎日行う場合は非常に手間がかかってしまいます。
バックアップ用のソフトを利用することにより、毎日の負担を軽減させることができます。
・Windows搭載のバックアップ機能
もともと搭載されているため、購入する必要がありません。
最低限の機能しか搭載されていないため、自動でバックアップを取るには工夫が必要です。
・有償のバックアップソフト
機能が充実しているものが多く、バックアップの自動化が容易です。
半面、設定項目が多く、慣れが必要です。
次に、バックアップ先となる記憶装置についてですが、HDD、NAS、USBメモリーなど様々なものがあり、
容量や用途の違いで使い分ける事ができます。
・外付けHDD
PCのデータを丸ごとバックアップできる程大容量です。
衝撃に弱い、持ち運びには不向きという欠点がありますが、持ち運びを想定し、容量抑え、耐衝撃性をあげたモデルも登場しています。
・NAS
ネットワークに接続できるハードディスクです。
HDD等との最大の違いは、複数のパソコンから同時に接続できる事で、オフィスのPCのデータを一箇所にまとめてバックアップが可能です。用途に合わせ、機能も様々用意されています。
次回は【2・データの破損を防ぐ、3・外部持ち出しできるデータの確保】2種類の内容を案内します。
ぜひご覧ください。
株式会社ニューウェイブ
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