新居浜太鼓祭り特集
2019年10月22日(火・祝)奉祝 御即位「即位礼正殿の儀 新居浜祝賀行事」が新居浜市市民文化センター周辺で開催されました。
今年10月22日(火)は、「即位礼正殿の儀」。
元号が平成から令和に変わり、この特別な年を祝う為に全国各地で祝賀行事が行なわれました。
新居浜では、新居浜市市民文化センター周辺を会場として盛大に行事が行われ、川西地区・川東地区の太鼓台11台も出場し、行事を盛り上げました。
そんな「即位礼正殿の儀」の新居浜市内をご紹介します。
新居浜市の新田町にある若宮神社では、午前中、まず「天皇陛下即位の礼 祝賀祭」が行われました。
新田町民200人を超える参拝者達が新しい時代「令和」を祝い、新田太鼓台が文化センターに向けて出発します。
日本一の忠臣『楠木正成』に由来する菊水紋
わずか八千騎を率いて十万騎の足利尊氏軍に戦いを挑み劣勢のなか玉砕するまで戦った「湊川の戦い」(現神戸市)で、後世「日本一の忠臣」と称えられた楠木正成公。
その子孫 楠木正国が「塩崎」と称して今の西条市に落ち着いたのが、「塩崎」という名字の始まりです。
正国から四代目に当たる楠木正浪は、豊臣秀吉の四国攻めの際に毛利輝元・小早川隆景といった名だたる武将と戦い先祖の正成と同じように壮絶な討ち死にをしたそうです。
その子、塩崎利右衛門が、今の新居浜市に移り住み、現在の新田地区を開拓したと伝えられています。
その時、西条の神戸地区にある橘新宮から楠木正成公を祀っている楠神社を分神したのが、新居浜市新田地区にあり、地区の守り神として永年敬われている「若宮神社」。
(分神して新しく祀る神社を若宮神社といい、新居浜市立若宮小学校はこの神社の名前を頂きました。)
このように、楠木正成公と縁の深い新田地区では「菊水紋」は太鼓台のみならず「地区」を表す章紋として使用されています。
その証拠に、ほら、太鼓台の上幕には「楠木正成公」の勇ましい姿が見れますね。
(現地看板より引用)
令和元年もあと2ヵ月、令和の時代も平和で永く続きますように…。
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