新居浜・西条のおでかけスポットご紹介
2023年3月24日~4月2日まで四国中央市寒川の新長谷寺で開催されていました『新長谷寺藝術祭2023「十一面」』を訪れました!
四国中央市寒川にある『新長谷寺』は、新四国曼荼羅霊場八十八ヶ所の第27番札所です。
三島・川之江インター~土居インター間に松山自動車道から左手の山の中腹辺りに見える木造建造物として、高速道路を通った方は認識されている方もいるかもしれません。
新長谷寺での初開催となる今回の藝術祭は、新長谷寺の本尊であり様々な表情を湛えるという「十一面観自在菩薩」に因み、世代・地域・ジャンルを超えた十二名の多彩なアーティストが集まりました。
満開の桜の中、個性あふれる作品が彩る非日常の空間が広がっておりました。
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※ARTIST(あいうえお順・敬称略)
阿南さざれ
内海篤彦
大西満王
大西柚実
小田拓也
タド
千鳥
長谷川隆子
ミココロヤ
森下拓紀
山中千瀬
山中澪
お寺入口には、いきなりアーティスティックな看板が来訪者を迎えます
頭上の満開の桜の中に、透明な蝶を見つけて、、、、
それを、蝶のカタを抜かれた切り絵で観るという作品となっています
仁王門を抜けてすぐ、古ぼけた昔の写真機に収められた少年少女たちのモノクローム写真と、本堂に向かう石段。令和と昭和が融合しあったアート作品
実は、この古い写真機に浮かび上がるモノクローム写真は、まいぷれ新居浜で過去に記事にした写真を提供したものなのです。
カメラマン曰く、この写真が撮影されたのは昭和48年夏。新長谷の石段の前で無邪気に遊ぶ少年少女たちをカメラに収めたとのこと。その写真を「まいぷれ新居浜・西条」で記事にして公開していたところ、まいぷれを見たアーティストさんが、50年の時を超越するこのアート作品を着想したようです。
そのまいぷれ新居浜・西条の特集記事はこちら!
↓↓↓
https://niihama.mypl.net/article/showaphoto_niihama-saijo/24465
石段に倒れた倒木、これもまた芸術作品です
十一面観音様の一日をコミカルに表現
「不死鳥」と名付けられた作品
この満開のしだれ桜もまたアート作品の一つでした
おトイレの屋根に何故かドラムセットが
四国中央市土居からの来訪者「新長谷寺には毎年、お花見に来ています。今回は、素敵なアート作品の数々を見ることができて、得した気分です」
新居浜市船木からの来訪者「面白そうなアート展覧会をやっていると知って、ドライブがてらやってきました。本堂まで石段や坂道を上るのは大変でしたが、途中途中にアート作品が点在していて、宝探しのようで楽しかったです」
新長谷寺が建立されたのは、729年。実に1,300年近く昔です。
そんな古寺を舞台にした前衛アートの数々に、しばし時を忘れ、非日常を体感することができました。
取材に訪れたのは最終日前日の4/1(土)。週末ということもあり、大勢の来場者も藝術作品を堪能していました。
主催者によりますと、来年以降、第2回の開催も検討しているとのこと。今からとても楽しみです。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。