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まいぷれ旅

【JR松山駅】リニューアルした新駅舎内をめぐる旅

愛媛県の玄関口「JR松山駅」が2024年、71年ぶりに全面改装! リニューアルOPENから約3ヶ月、遅ればせながら新駅舎へ行ってきました。

撮影日:2025年1月2日[ 最終更新:2025年1月24日 ]

リニューアルOPENから約3か月、遅ればせながらレポートします!

2024年9月29日、JR四国の松山駅がリニューアルオープンしました。

 

旧駅舎は1953年の建設。

実に71年間にわたり四国・松山の鉄道の玄関口として親しまれてきました。

 

駅舎の老朽化が進んだことに加え、周辺道路が線路で分断され、踏切によって交通渋滞が恒常的に続いたことなどから、JR松山駅周辺の線路を高架化することが決定。

約15年という長期に渡る高架工事の末、JR松山駅はリニューアルすることになりました。

■愛媛初の「自動改札機」導入

 

リニューアルしたJR松山駅には、ウォークインタイプの有人改札と自動改札機が設置されています。

自動改札機は、JR四国独自のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」で表示されるQRコードをかざして通過できます。

 

※2025年1月時点では、交通系ICカード(SuicaやICOCAなど)は利用できません。

■リニューアルから約1か月後、自動改札機が水没の危機!

 

新駅舎オープンから約1か月後の2024年11月2日、松山・今治で記録的豪雨災害が発生。

松山駅も大雨による浸水被害に見舞われました。

 

この影響で自動改札機が水没し、一時的に改札業務が手作業に戻る事態に。

関係者によると、想定以上の降水量により排水設備が対応しきれなかったことが原因とされています。

 

※2025年1月現在、自動改札機の復旧は完了しており通常通りの運用が再開していました。

JR松山駅の自動改札。写真左側は有人改札となっています。

「新たな松山駅」の意味合い

JR松山駅は路面電車との接続地点でもあり、ここから中心街や道後温泉にも出られます。

四国最大の観光都市・松山の鉄道の玄関口として重要な役割を果たしてきました。

 

今回のリニューアルは、単なる高架化や建物の新築ではなく、松山の発展とともに歩む駅の未来像を示すものともいえます。

近代的なデザイン

新駅舎はガラス張りの開放的なデザインを採用し、自然光を取り入れた明るい空間が特徴です。

また、エレベーターやエスカレーターが新設され、車椅子利用者や高齢者にも優しいバリアフリー設計が施されました。

県産の木材をふんだんに使用した天井。

コンコースの天井は愛媛県産のスギ・ヒノキを採用!

道後温泉本館玄関の唐波風をイメージしているそうです。

 

※唐破風(からはふ):日本の城郭建築などに見られる頭部に丸みをつけて造形したデザインの一種。

1階にオープンした商業施設「だんだん通り」

だんだん通り入口前。

だんだん通りは、JR松山駅内にできた商業施設です。

 

“だんだん”とは、伊予弁(特に中予エリア)や出雲弁などで「ありがとう」を意味する方言です。

施設内には16の店舗があり、愛媛の味を楽しめるグルメやお土産がそろっています。

 

★だんだん通り公式サイト

和を感じるレトロな雰囲気の照明が付いていました。

施設散策

改札を抜けた先にある階段。線路の高架化にともないホームは上の階に移動しました。

2階コンコース(1枚前の写真の階段を上がった先)の様子。

2階の天井にも愛媛県産のスギ・ヒノキを使用しています。

こちらは、伊予絣(いよがすり)の井桁模様をモチーフにしたデザインとのこと。

2階に設けられた待合所。

2階には、無料の広い待合室がありました。

旧松山駅は待合スペースが少なかったので、ゆっくり電車を待つ場所ができて嬉しいですね。

 

じゃこ天など、お土産の自動販売機も設置されていました。

2階の男子トイレ。

2階・男子トイレの手洗い場です。

壁面のタイルは砥部焼で、俳句の「短冊」をイメージしています。

 

女子トイレも同様のデザインでタイルの色がオレンジ系になっているそうです。

西口エリアの正面玄関。こちら側は、再開発途中となっています。

高架化されたホーム

ホームに出てみました。

こちらが高架化されたホームです。

1番線と2番線は特急専用(1番線は岡山・高松方面行き、2番線は宇和島方面行き)です。

 

写真奥に停車しているのは宇和島行きの特急「宇和海」。

手前に止まっているアンパンマン号は松山駅が終着の「しおかぜ」です。

 

旧松山駅では乗り換えに階段の行き来が必要な場合もありましたが、リニューアル後は同じホームで乗り換えができるようになり、利便性が高まりました!

2番線、宇和島方面行きの特急「宇和海」が来ていました。

4番線ホーム。停車しているのは、各駅停車の八幡浜行き(内子経由)列車です。

同じく4番線ホームに、各駅停車の八幡浜行き(長浜経由)列車の姿も。

ちょうど、ラッピング列車「すまいるえきちゃん号」が停車中でした。

 

すまいるえきちゃん号は、もともとは予土線の日帰りツアー観光列車「しまんと開運街道」の専用車両としてデザインされました。

ツアー終了後は、予土線だけでなく予讃線・松山~宇和島間の普通列車としても使用されています。

旧駅舎&旧線路の様子

最後に、JR松山駅のリニューアル&駅付近の立体交差事業完成にともない、使用されなくなった旧駅舎と旧線路の様子も見てきました。こちらは、いずれは取り壊され再開発されていく場所となります。

エディオン松山本店脇(JR松山駅・北側)の旧踏切から、松山駅方向を向いて撮影。

エディオン松山本店脇(JR松山駅・北側)の旧踏切から、今治方向を向いて撮影。

一六本舗駅前店脇(JR松山駅北エリア)の旧踏切から今治方向を向いて撮影。

一六本舗駅前店脇(JR松山駅北エリア)の旧踏切から松山駅方向を向いて撮影。

旧駅舎外観。71年の歴史に幕を閉じました。

旧駅舎の入口付近。新駅舎・東口へ行く場合はまだこちらを通過して行きます。

旧駅舎の3番線ホーム。新駅舎への連絡通路になっています。

取材後記

71年間の歴史を受け継ぎながら、新たなスタートを切ったJR松山駅をお届けしました。

今後、この駅と周辺エリアが松山のさらなる発展を支える存在となることを期待したいです。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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