開催概要（公式サイトより引用）

愛媛県新居浜市出身の画家 石村嘉成は、高校の選択授業のなかで手掛けた版画作品で注目を浴び、以来色鮮やかな版画作品を発表してきました。現在ではアクリル画制作に重点を置き、幼少期から強い興味を持つ”動物“をテーマに、独自の色彩感覚で作品を生み出し続けています。彼のフィルターを通した動物たちは、感情を色で表現するかのように色彩をまとい、見る者を惹きつけます。

当館では西日本豪雨災害のあった平成30年度に石村嘉成の作品をご紹介し好評を博しました。あれから5年が経過し、大きく変化を遂げた彼の作品を改めて展観します。強くて優しい石村作品の数々をどうぞお楽しみください。

石村　嘉成　Yoshinari Ishimura

1994年生まれ。２歳で自閉症と診断される。家族や周囲の支援を受け自立に向けての厳しい療育に向き合う。高校の時手がけた版画が評価され、2013年の第２回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイング部門優秀賞受賞を皮切りに各賞を受賞、国内外で高く評価される。

2016年に新居浜市立郷土美術館で初個展開催。以来各地で展覧会を行う。2019年には高梁市歴史美術館で展覧会を開催。現在、半生を描いた映画「青いライオン」の撮影が進んでいる。

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