新居浜太鼓祭り特集
新居浜太鼓祭り最終日の18日、川西地区で船御幸(神事のみ)と一宮神社かきくらべが開催されました!
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
◆日時:2022年10月18日(火)11時から
◆会場:海岸通り
新居浜太鼓祭り最終日となる18日、9時からの開催を予定していた大江浜かきくらべは残念ながら中止となりましたが、久しぶりの船御幸が行われました。
今年は神社の方とお神輿さんだけを船に乗せる神事のみが執り行われました。まいぷれ取材班も現地へ飛び、その模様を動画と写真に収めてきましたので、本ページとYouTube動画の両方でお楽しみください♪
2022/10/18|船御幸(神事)byまいぷれ新居浜
神主さんや巫女さんなど神社の方々が到着。
同時にお神輿の準備も整います。
お神輿におられる神様に失礼のないよう、慎重に慎重にゆっくりと船に乗っていただきます。
みんなで力を合わせて台船に運ばれました。
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
船がゆっくりと海を進んでいきます。
船御幸は1800年代中頃の江戸時代にはすでに行われていたとみられる記録が残っており、現在の隔年開催の形になったのは大正時代頃とされる歴史ある神事の一つです。
航海の安全と豊漁祈願の神事が執り行われ、再びゆっくりと帰ってきた船からお神輿が陸へ戻りました。次回開催時は、太鼓台も一緒に船に乗ってお供する船御幸がみたいですね。
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
2022年10月18日撮影|船御幸(神事)
◆日時:2022年10月18日(火)14時30分から
◆会場:一宮神社
新居浜太鼓祭り最終日、川西地区最後のメインイベントは「一宮神社かきくらべ」です。
こちらも工場前かきくらべに負けず劣らずの人気イベント!
一宮神社には川西地区の太鼓台11台が集結しました。
大樹の緑葉が天を覆う参道を太鼓台が1台、また1台と進んでいきます。前日よりお天気も回復し、青空と緑の森、そして金色の太鼓台が共演する景色が美しかったです。
今年は3~4台ずつ入場し、全台退場してから、次の3~4台が入場するという新たな仕組みでの運行となっていました。それでも大勢の観客でいっぱいになっており、3年ぶりのお宮入りと差し上げをみんなで一体となって楽しみました!
2022年10月18日撮影|西原太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|中須賀太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|西町太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|本町太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|江口太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|金栄太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|口屋太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|庄内太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|新田太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|久保田太鼓台(一宮神社かきくらべ)
2022年10月18日撮影|東町太鼓台(一宮神社かきくらべ)
日が暮れてからは神社と太鼓台ともにライトアップで共演しました。
2022年10月18日撮影|一宮神社かきくらべ
一宮神社(いっくじんじゃ)は、その名前が示すとおり、新居浜市の前身である新居郡においては「一宮(いちのみや=地域においてもっとも社格が高いとされる神社)」として大切にされてきた神社です。
御祭神は、大山積神(おおやまつみのかみ)、大雷神(おおいかづちのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)です。創建の年代は不明となっていますが、大雷神と高龗神は和銅2年(西暦709年)に大三島からお迎えしたとの記録があるそうで、少なくとも1300年以上の歴史があると見られる由緒正しき神社です。
記事の前半でお伝えした船御幸の神事を行っているほか、川西地区では新居浜太鼓祭りのラストを飾るかきくらべが行われています。
神前で競われる勇壮華麗な太鼓台のかきくらべ。
来年もこの良き日が迎えられますように!
さて、3年ぶりとなった2022年度の新居浜太鼓祭りもあっという間に閉幕となってしまいました。
3日間の最中、少しばかりアクシデントも見られましたが、これからも地域のお祭りとして長く続けていくためにも平和運行を願いたいと思います。来年も無事開催されることを楽しみにしています!