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新居浜太鼓祭り特集

【2019年】10/13(日)大江太鼓台新調式典

2019年10月13日(日)大江太鼓台新調式典が開催されました。

旧大江太鼓台(左)と新大江太鼓台(右)

晴天に恵まれ心地よい風も吹く中、大江太鼓台の新調記念式典が開催されました。

 

2019年10月13日(日)10:00頃

新居浜市港町にある大江ふれあい広場には、一宮神社で神事を終えた新旧の大江太鼓台が並びました。

新しい太鼓台には白い目隠しがされ、取り囲む見物客がお披露目の瞬間を今か今かと、スマホやカメラを構えながら待ちわびていました。

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お披露目までは白いベールに包まれたままです。
この式典の式次第。
旧大江太鼓台。
この日を持ってお別れです。
10:00定刻に式典はスタート。
まずは大江太鼓台新調委員会会長の近藤武弘さんから開式の言葉です。

本日はお忙しい中、お集まりいただきましたご来賓の皆様、並びにご来場の皆様に感謝申し上げます。

台風19号の接近に伴い、天候も危ぶまれておりましたが、このような晴天となり、天も大江太鼓台の新調を祝ってくれております。

 

2年前に大江太鼓台新調委員会を立ち上げ、活動して参りました大江太鼓台ですが、株式会社金鱗合田様はじめ、新調に携わって頂きました多くの皆様のご支援・ご協力を頂き、見事な太鼓台が完成しました。

ご来賓・ご来場の皆様、本日は時間の許す限り、お楽しみください。

 

最後になりますが、大江太鼓台は先代より引き継いできた「男気ある大江の祭り」であることを心に刻み、次世代に引き継ぐことを我々の使命と考えております。

今年も怪我なく、楽しい祭りになりますよう祈念致しまして、開会の辞とさせて頂きます。

 

本日はどうもありがとうございました。

その後どうぞの言葉に合わせて除幕、お披露目です!
新大江太鼓台が初めて姿を現しました。
大江自治会会長堀田斎さんによる挨拶

本日は、大江太鼓台新調お披露目記念式典にお越しいただきまして、心より御礼申し上げます。

この素晴らしい太鼓台を作りました合田さんにはまず、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

そして、太鼓台新調に伴いまして、各方面色々な方からのご協力・ご尽力がありましたことを報告いたします。

まずは近くの大手企業、それに関わる関連会社の皆さん、商店・個人企業の皆さん、そして新居浜漁業協同組合の皆さん、本当にありがとうございました。

さらに、大江自治会・東須賀自治会、清水町自治会の方々、本当にありがとうございます。

そして、青年会・青年会OBとあらゆるところから、あらゆる方々のご協力・ご尽力、そして強い後押しがありました事を、心より感謝申し上げます。

 

ただ一つ、長らく東須賀自治会長として活躍されまして、私も非常に大切に思っておりました飯尾英治さんが亡くなり、私はこの素晴らしい太鼓台を見せられないのは非常に残念でなりません。

英治くん! 大江太鼓台を末永く見守ってやって下さい。お願いいたします。

 

そして、地域のみなさんもどうか末永く、暖かい目で末永く見守ってほしいと思います。よろしくお願いを致します。

 

非常に簡単ではございますが、私のお礼の言葉とさせて頂きます。

本日は誠に、ありがとうございました。

この新大江太鼓台の新調には、東須賀自治会14代会長の故・飯尾英治さんのご尽力も大きかったのだとか。
太鼓台新調に強く貢献された方へ感謝状が贈呈されました。
株式会社金鱗代表取締役 合田武史さん(左)
株式会社合田呉服店代表取締役 合田英司さん(中)
新居浜漁業協同組合組合長 秋月 寿さん(右)
飾り幕制作を担当した株式会社金鱗合田武史さんから、表彰者を代表しての言葉です。

太鼓台の幕の説明(株式会社金鱗合田武史さん)

新居浜に生まれて、この仕事をして、大江太鼓台の制作に携われたということは、最高に嬉しく「誉」であると感じています。

 

太鼓台というのは、皆さんご存知の通りプライドでやっているところがあると思います。

太鼓台なら鉢合わせや喧嘩もすると思うが、縫い士の世界も同じで、新居浜の人間だったら負けられない勝負、それをプレッシャーとして感じながらも、良い意味で自分たちが勝利してきました。

 

今回の大江太鼓台の飾り幕に使用した材料は、純金です。

そして牙関係・爪関係は全て象牙です。

これは、職人としてこの材料を使わせて頂けたのは、現在では手に入りにくくなっていて、管理も難しいのですが、本当に有り難く思っています。

 

幕の図柄は、上幕関係は日光東照宮の陽明門関係で構成しています。

前の太鼓台にも陽明門の飾りがありましたが、やはり伝統を継いでいくという意味で踏襲させて頂きました。

 

高欄幕は、私も最初は前太鼓台を踏襲して方がいいんじゃないかと思っていましたが、大江太鼓台の方々のアドバイスも頂いて源平合戦にしたんですが、私自身作りながら「なるほど」と思ったことがあるんです。さすが大江太鼓台だなと。

源平合戦の平家というのは、正面が平教経(のりつね)で右が平知盛(とものり)になるんですが、「諸行無常、盛者必衰」という意味です。要するに、トップを走る者というのはどうしても自分に対しての戒めがなければ、中々トップを走り続けられない。

「あ~なるほどそういう意味で、こういう幕の構成にしたのだな」と、私はとても感心しました。

 

今日は短い説明にはなるんですが、また詳しいことはホームページ等に書かせて頂きたいと思いますので、そちらの方もお読み下さい。

本当に今日はおめでとうございました。

他のメディアも、飾り幕の説明に興味津々です。
その後、新居浜市長や県議会議員らからの来賓祝辞がありました。
ここからしばらくの間、新大江太鼓台の観覧タイム。
もう太鼓台のまわりは人だかりでいっぱいです。
幕一つ一つに立体感と奥行きがあって、非常に豪華です。
布団締めもシャープな仕上がりです。
とてもリアルな日光東照宮・唐門
今にも飛び出してきそうな鶴姫伝説
日光東照宮の眠り猫(上)と厳島神社(下)も見事に再現。
日光東照宮・陽明門
源平合戦。
顔にとても迫力があります。
こちらの幕は2つとも何を現しているのでしょうか?
しかし吸い込まれるような魅力があります。
お餅、お菓子投げも行われました。
「こっちこっち~!」という声があちらこちらから響きます。
関係者一同で鏡開き。
来賓・来場者も含めて乾杯!
新太鼓台による初めての差し上げも無事成功!
場所を少し変えて、大江恵美須神社の前でも見事な差し上げを披露しました。
これから地域に末永く愛される太鼓台として、祭りはもちろんのこと、様々な場で活躍していくといいなぁと思います。
大江太鼓台の皆さん、お疲れ様でした。
日数も少ない中ですが、16日から始まる太鼓祭りに備えて頑張ってください!

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。