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平成31年4月21日執行 新居浜市議会議員選挙

政治って何?

4月21日は新居浜市議会選挙の投票日です。平成最後の選挙を前に、「政治とは何か?」を振り返ってみます。

政治って何?

みんなで計画やルールを話し合い、決める事
たとえば道路を使うのは、あなただけではありません。
新居浜市の人口にあたる12万人はもちろん、隣の市や町から訪れた人も通過するかもしれません。
しかし、何もルールが無い状態でその道路を使っている全員が、自分勝手に道路を使っていたとすればどうでしょうか?
事故が多発しその事故処理もされず、車は放置されたままです。
道路に障害物が増えればたちまち交通はストップし、物がきちんと運ばれなくなります。
もしかすると、道路のど真ん中に家を建て始めたり、アスファルトやコンクリートをはがす人も現れ、道路自体が無くなってしまうかもしれません。
そんな好き勝手な「無法状態」を防ぎ、みんなが安心して道路を使えるようにする為に、「左側通行」や「制限速度」などの軽いものから、「不法占拠罪」「窃盗罪」などの重いものまで、様々なルールが定められているのです。
そして、そのルールをみんなで話し合い、決定するのが政治、特に「立法」の役割です。
そのルールがきちんと守られているかチェック・守られるように運用するのは「行政」の役割、破られた時に解決するのは「司法」の役割です。

話し合いに参加できるのは一部の人だけ

日本は「間接民主制」を採用しています。
この為、話し合いに参加できるのは、選ばれた一部の人だけになります。
なぜこのような方式を採っているのでしょうか?

時間には限りがあります。
その限られた時間の中で、全ての人の意見を汲み取って話し合いを行い、答えを出すのは不可能です。
その為に、自分の意見を代わりに言ってくれる人、つまり代表者(代議者)を選び、代表者が市民から寄せられる様々な意見を集約して、議会でその他の代表者たちと話し合いを行います。

この代表者が、議員と呼ばれる人達です。

代表者(議員)を選ぶのが選挙

議員は、定期的な間隔で代表者としての資格を失います。
この資格を、公正な投票によって選ばれた人に再び割り振るのが「選挙」という仕組みです。
18歳以上の日本国籍を持つ人であれば、誰でも投票する権利があります。
そしてそれぞれが獲得した票数の多さで、当選の有無が決まります。

選挙は、政治にあなたの声を届けてくれる代表者を選ぶ大切な機会です。

投票しても変わらない、は投票率の低さが原因

「投票しても変わらない」という方は多くいると思います。
それは投票率が低い事に問題があります。
投票しない人が増えると、政治に一部の人の意見しか反映されていない事になります。
また政治家の意識も低くなり、もしかすると手を抜く人もいるかもしれません。
このように、投票しないという選択肢は、「投票しても変わらない」状況をますます悪化させる事に繋がります。
投票して、きちんとあなたの意見を伝えましょう。
また投票の際には、誰が自分にとって良いのか、候補者の公約や政策にも関心を持つ事が必要です。

4月21日は、新居浜市議会議員選挙

2019年4月21日は、新居浜市議会議員選挙です。
前回2015年の投票率は52.53%でした。
これは新居浜市内の有権者のほぼ2人に1人は投票していない、という事になります。

新居浜市では現在、地域の為・市民の為に様々な政策や事業が進んでいます。
それにYES・NOを出すのは、新居浜市民の意思で選ばれた市議会議員の皆さんです。
平成最後の選挙、ぜひ投票であなたの意思を示しましょう。