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さぁ、お遍路へ行こう。

愛媛バスときめきツアー 四国八十八カ所巡礼 ~H30年度~

愛媛バスさんで人気の『ときめきバスツアー』。その中でも、毎年恒例でツアーが組まれる『お遍路ツアー』に同行させていただきました!!

平成30年度 ~第5回~

 

今年の巡礼予定は、全17回(17回目は、高野山)。第5回に同行させていただきました! 第27番札所 神峯寺 ~ 第24番札所 最御崎寺の4ヶ寺をお参りします。
(※順打ちでない回もあり。)

朝は、早めの出発。

5時半に、西条市にある愛媛バスさんの車庫を出発。朝6時25分、伊予西条駅前から乗車させていただきました。愛媛バスさんの巡礼ツアーはとても人気です。この日は108名の方が参加され、3台のバスに分かれての移動。各バスに、添乗員さんと先達(せんだつ)さんが同乗してくれます。

バスツアーの人気を探れ!!

参加されている方にお話しをお聞きしました!
■自分が行けていないお寺の回だけ、参加が出来る。
■お友達とゆっくり行くことが出来る。
■お寺の場所によっては、西条・新居浜から遠く、山道など自分で行くには不安なところが多いが、その心配がいらない。
■先達さんが、作法やお寺でガイドをしてくれる。
■地元のバス会社さんだから安心!
という声が沢山聞かれました。巡礼のツアー以外にも、普段から愛媛バスさんの『ときめきツアー』を利用されている方が多いようです。
「行きたいけど行けない・・・」という想いに応えてくれるのが、バスツアーの魅力だなと感じました。一緒に回る間に、友達になったり、お話をしたり、新たな出会いがあるのもいいですね。
3台のバスは、エリアごとに各ポイントへお客様をお迎えに行きます。
お1人の乗車でも、お迎えに。ありがたいですね。
お寺での納経代金は、車内で愛媛バスさんにお支払い。専用の集金袋がありました!(便利!)
全員揃ったら、車内で朝のお勤めです。道中の安全祈願。
ベテラン添乗員の藤本さん。おしゃべりが上手いので、車内は終始和やかです。
ベテランドライバー藤原さん。
ご挨拶させていただきました。
大型バスでは通れない場所も、飛ばさず他の手段でお参り。抜けなし!

昼食タイム!

ここにも愛媛バスさんのこだわり!
『バスの車内でお弁当ではなく、なるべくお座敷でみんなで一緒にお食事をしていただく』、愛媛バスさんが心がけていることの一つだそうです。お弁当の方が、簡単に済ませることが出来るけれど、せっかくならその土地の美味しいものをゆっくり食べて欲しい、という愛媛バスさんの心遣い。

今日のお参りは、順調!

同乗させていただいたバスが先頭を走ります。3台のバスが重なってお寺に到着しないように、常に時間の調整をしながら進みます。まさにタイムキーパーです!
9時半
第二十七番 神峯寺(こうのみねじ)
11時 昼食

12時20分
第二十六番 金剛頂寺(こんごうちょうじ)

13時10分
第二十五番 津照寺(しんしょうじ)

14時40分
第二十四番 最御崎寺(ほつみさきじ)

今回の、愛媛バスさんのツアーでいいな! 5選!!

■道中バスの中で、高速道路の「へ~~」な話が聞けた! 車内は終始和やか。
■こまめなトイレ休憩。
■先達の林さんの、作法の説明やお寺でのガイド、皆さんへの声かけがステキ!
■愛媛バスさんの1日のスケジュールがゆったりしている。帰りも早めに帰ることが出来る行程。
■添乗してくださった、藤本さんが面白い!

個人的過ぎる意見が多いですが、大事なポイントではないでしょうか。

実は、団体で行くお遍路のバスツアーに少し抵抗がありました。しかし藤本さんや、先達の林さんの気遣いや優しさで、お参りが素敵なものになり、また行きたいと思わせてくれました。『人と人』の関係が、どんな場面においても大切なことだと改めて感じました。『行こうと思えば、もう何ヶ寺か行けるけど、スケジュールを詰め込み過ぎないようにしている。添乗する人間がしんどいということは、お客様もしんどい。無理に立ち寄るところを増やさず、次の日に疲れが残らないように、早めにご自宅に帰ることが出来る行程になるように心がけている』と言う藤本さんの言葉がとても印象的でした。愛媛バスさんのツアーは、そういったツアーが多いのです! それが人気の理由のひとつだと感じました。
皆様との出会いに感謝!! ありがとうございました!
境内の撮影許可をすべてのお寺様からいただけました。お写真で、ぜひお参り気分を味わってください。

 

第二十七番 神峯寺(こうのみねじ)

 

ご本尊 十一面観世音菩薩

今回は、階段の多いお寺が続きます! 「一段ずつ、一段ずつ足を動かしたら着きますからね!」と、先達の林さん。激励を受けながら、皆で本堂を目指します。
神峯寺(こうのみねじ)へは、途中でタクシーに乗り換えます。
離合出来るか心配な、クネクネと細い山道が続きます。

第二十六番 金剛頂寺(こんごうちょうじ)

 

ご本尊 薬師如来

こちらも長~い階段です。仁王門も立派です。お大師様が三合三勺の米を入れて炊いたら万倍に増えたと言う『一粒万倍の釜』など寺宝が多数あり。

第二十五番 津照寺(しんしょうじ)

 

ご本尊 延命地蔵菩薩(楫取(かじとり)地蔵)

こちらも階段! しかも急!
ご本尊である楫取地蔵様が、遭難しかけた船を港まで案内したという伝説が残るお寺です。  
津照寺で出会ったお坊さん(ミウラさん)。愛知から歩いて来られたそうです。京都のお寺で修行をされ、愛知にある実家のお寺に戻り、今度は四国で修行。ご住職であるお父様も昔、同じように回られたそうです。衣もお父様から譲りうけたもの。とてもピュアで素敵な方でした。
回向柱からお大師様のお手に繋がる紐。回向柱に頭をつければ、お大師様とご縁を結ぶことが出来ます。

第二十四番 最御崎寺(ほつみさきじ)

 

ご本尊 虚空蔵菩薩

室戸岬の先端に立つ最御崎寺。近くには、お大師様が修行をされたとする御蔵洞(御厨人窟:みくろど)があります。2015年の秋に落石があり、立ち入り禁止になったそうです。(以前お参りさせていただいた時は、洞窟に入れたので、びっくりしました。)

写真撮影、同行にご協力いただいツアー参加者の皆様、愛媛バス様、寺院関係者の皆様、快くお受けいただきありがとうございました! 皆様、お疲れ様でした!!
1日お世話になった、先達の林さん。ずっと気になっていたお数珠の持ち方を教えていただきました!

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